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お役立ちコラム

ケアネットのアドバイザーが医業承継に関する一歩踏み込んだお役立ち情報(マニュアル)をお届けします。ぜひ、ご一読ください。

承継開業の流れ① ~知りたい情報をすぐ知れない、その事情とは~

2020-06-17

今回は、これから開業したい医師によく質問を受ける”承継物件に問合せしたのに、情報を教えてもらえない”という点について、背景のご説明をした上で、承継開業の流れについてもご紹介させていただきます。


新規開業を検討されたことがある方は物件担当者に連絡をしてエリアやビル名、賃料などを教えてもらうといったフローを経験されているかと思います。


では、承継物件の場合のフローはどうでしょうか?


承継物件の場合、物件担当の企業に連絡すると、すぐに詳細情報を開示してもらえるケースは少なく、ほとんどが下記のような工程となります。



承継物件の詳細情報を知る手順


Step1:物件担当企業へ問合せ

Step2:担当企業から概要情報の説明を受ける
   (大まかなエリア、大まかな収支情報など)

Step3:担当企業に対して詳細情報開示の希望をする

Step4:担当企業から売り手に詳細情報の開示許可を得る
   (その際に自身の情報を売り手に伝える必要)

Step5:許可が得られた場合、機密保持契約を締結する

Step6:担当企業と面談を実施し、詳細情報の説明を受ける
   (売り手の医院名、エリア詳細、決算書など)



上記の通り、承継開業では、買い手側が先に名刺を出し(Step4)、売り手にとってのリスク(知人でないかなど)の確認をし、それから詳細情報が開示されるというフローですすめる必要があるのです。


というのも、売り手の場合、決算書情報など開示する必要があることに加えて、多くの人に情報が行き亘ってしまった際に、患者やスタッフにも伝わってしまい、患者が来院しなくなるリスク、スタッフが退職するリスクを伴うため、上記のようなフローを経る必要があるのです。


新規開業のようにスムーズに情報を取得できないため、少し手間を感じてしまうかもしれませんが、売り手からの信頼が得られなければ、交渉すら進めることができないため、これらにしっかりと対応することが必要です。


今回は、承継開業の流れについてご紹介させていただきました。

Step6以降の承継開業流れについては、次回コラムにてご紹介させていただきます。

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